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ビックリエイト 壁まもる
製品開発よもやま話


壁まもる 開発のきっかけ

我が家でも、猫の爪研ぎで壁の角がボロボロに…
 我が家でも、以前から猫を飼っていますが、外に出すと交通事故に遭うので、今の猫は家の中だけで飼っております。ところが、家の中だけで飼うようになってから、爪研ぎによる被害が目立つようになってきました。もちろん市販の段ボール式の爪研ぎ器も置いていましたが、壁でも爪研ぎ器でも、どちらでもやるという有様でした。
 特に、壁の角の部分で爪研ぎをするのが好きで、そこがボロボロになってしまいます。「木の板を張り付けたいなあ」と考えておりましたが、「釘で打ち付けると大きな穴が開くし、石膏ボードで釘も効かないだろう」と思っておりました。また、「両面テープで貼り付けるのも、壁が汚れるからイヤだなあ」と思い、結局何もできずにおりました。
 その間に、猫はどんどん爪研ぎをおこない、被害はますますひどくなっていく一方でした。

女の人は、画鋲で留めるのか!
 そんなある日、うちの奥さんが、プラスチックの下敷きようなものを "画鋲" で壁の角に留めようとして、うまくいかずにいるのを目撃しました。そこで閃いたのです。
 「女の人は、画鋲で留めようとするのか!」と。
 「そうか、"画鋲"か…」と感心するうちに、木の板を画鋲で壁に留める方法を考え出したのです。しかし、最初のアイディアは、今のような形とは全然違い、見栄えももっと悪いものでした。
 試行錯誤を繰り返し、アレコレ改良を重ね、約1年の歳月をかけて、今の形になったのです。もちろん、途中で「もう止めよう、このアイディアはあきらめよう」と考えたこともありました。それでも続けたのは、爪研ぎ被害を防ぐグッズが他にあまり見当たらなかったからです。
 壁に両面テープなどで張り付ける保護フィルムや、猫の嫌う臭いのするスプレーが売られていますが、美観の点などを考えると、私はそれだけでは不十分だと考えていたのです。
 「きっと我が家と同じように、猫の爪研ぎ被害で悩んでいる家があるはずだ。この製品が世に出てくるのを待ち望んでいる人がいるはずだ」と思ったからです。

製品化するまでの道のり
 しかし、実際、販売するとなると、様々な解決すべき問題がでてきます。
「どうすれば、能率よく製品が作れるのか?」
「できるだけ安く提供するにはどうしたらいいのか?」
「使用上の安全性に問題はないのか?」
「サイズ設定はどうしたらいいのか?」
 などなど、次から次へと問題が出てきます。それを、次から次へと解決してゆく…
「もうできるだろう」、「もうできるだろう」と何度思い、
「まだあかん」、「まだあかん」となんど打ち消したことか…。

 現在、『壁まもる』 は、手作りで製造販売しております。まだまだ改良の余地は残されていると思いますので、お客様のご意見を参考にしながら、よりよいものにしていきたいと考えております。
 猫の爪研ぎで困られているご家庭の助っ人になれるよう、今後も頑張っていきたいと思います。

価値の創造(!8 の目指すもの)

貧しい国を豊かな国に変えたもの…
 !8 が目指すもの、それは『価値の創造』です。
 では、なぜ『価値の創造』かといいますと、以前、こんなふうに考えを巡らしたことがあったからです。

 「貧しい国を、豊かな国にするには、いったいどうすればいいのだろうか?」
 「お金を投資すればいいのだろうか?」
 「いや、違う。そんなことをしても、借金ばかり増えて、いつまで経っても豊かな国になれず、しまいに負債の踏み倒しを迫ってくる国があるじゃないか?」
 「じゃあ、日本はどうして豊かな国になったのか? お金を作り出したからなのか?」
 「いや、違う。…。では、いったいどうして日本は豊かになったのか?」

 こんな風に考えながら、ある時、一つの答えにたどり着いたのでした。それは、
 「昔に比べて、現在が豊かになったのは、無から有を創造したからだ」
 「無=価値の無いもの から、有=価値のあるもの を創り出した。例えば、自動車を見てみよう。これらはいったい何からできているのか? 鉄、ゴム、プラスチック、ガラス、半導体などなど、どれを取って見ても、もともとは土の中に眠っていたものばかり。価値の無かったものから、価値のあるものを創り出した。だから、豊かな国になったんだ!」

 今考えれば、ごく当たり前のことなのかもしれません。でも、金融とか経済を考えると、お金中心のものの見方に陥ってしまい、こんな道理も分らなくなってしまうことがあるのです。
 貧しい国を豊かにするには、お金を与えるのではなく、価値を創造する方法を教えなければならない、ということです。そして、無から有をどんどん創らすことです。
 今の中国は、工業製品をどんどん作り、無から有をどんどん創り出しています。だから、中国はどんどん豊かな国になりつつあります。

物か? サービスか?
 さて私が『価値の創造』に思い至った時、それはほとんど「価値ある"物"の創造」ということを意味していました。しかし、「それでは、サービス業はどうなるのか?」という次の疑問が私の中に起こりました。
 「物を創造するのと、物ではない "サービス" を創造するのと、どちらが重要なのか?」
 今考えれば馬鹿げた疑問なのですが、その時は真剣に考えておりました。どちらかというと日本は工業立国ですから、物質的なものにより重要な価値を求める傾向があるようです。
 しかし、この疑問を突き詰めていくと、非常に価値のある答えを導き出したのです。それは、
 『あらゆる物は、人間に摂取される段階で、「サービス」の形に置き換えられる』
 というものです。
 例えば自動車を使う時、その人は「希望の場所へ移動できる」というサービスを自動車から受け取っているのです。テレビを見る時、人は「ニュースを見たり、ドラマを見たりできる」というサービスをテレビから受け取っているのです。それらの "物" がサービスを提供できなくなった時、その物の価値は無くなってしまいます。
 物を創っている人は、サービスを生み出すことができる"物"を創っているのです。サービスを創っている人は、直接サービスを提供しているのです。本質的に見れば、どちらもサービスという価値の創造を行っている点で同じことだと言えるでしょう。また、言い換えれば「物を創る人はサービスを間接的に創造している」とも言えるでしょう。
 では、人間にとって、最も価値あるサービスとは、いったいどのようなものなのでしょうか? それは、大切な人、愛する人から受け取る「サービス」なのではないでしょうか? 例えば、子供にとって一番大切なサービスは、親から受ける取る愛情なのではないでしょうか?

 少し話はそれてしまいましたが、『!8 ビックリエイト』では、アイディア製品(もちろん物だけにこだわりません)の開発を中心に『価値の創造』、特に『"新しい価値"の創造』を目指したいと考えております。

代表 濱田篤重 


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